黄貴妃OKIHIモモとマンゴーのミックス風味をもつ、黄肉の極晩生有望新品種です。来歴福島市の畠直七氏が「ゆうぞら」の自然交雑実生から育成した品種で、平成9年に種苗法品種登録を取得した味の良い優良黄肉桃である。果実:果重は 300~350g位の大果で、果形は円形、果皮は黄色地に中程度の着色して美しい外観である。果肉は淡黄色で果肉内の着色は少なく、肉質はやや緻密の溶質で、収穫直後は果肉が硬く果汁は中位であるが、収穫3~5日後には果汁が多くなり、甘味多く微酸で、独特の芳香があり食味が良好である。 核割れは微で裂果は無く、日持ち性も優れている。熟期「ゆうぞら」より 7 日位遅く、福島市では9月上~中旬頃である。樹性樹姿やや直立性で樹勢は強く、花粉多く結実性良く豊産性である。